■チャージ シェルフ





モバイル端末が手放せない時代となりました。

小型ながら精一杯の液晶画面と高性能なCPUを搭載して各種処理を実行して
ユーザーに様々な情報を提供してくれますが、それらは電力を大量に消費
しますので、バッテリーは短時間で底をついてしまいます 。

夜になるとチャージ中のモバイル端末があちこちに・・・

 

もう少しスマート(しゃれです)にならないかと”チャージシェルフ”をつくりました。

 



ところで、管理人はそもそもモバイル端末の使用料が高すぎると考えており
特にスマートフォンの使用料はどうも納得がいきません。

それもあって、意地になって ”ガラケー”(昔ながらのケータイのこと)を使用しています。

管理人はほぼ1日中PCの前に座っているので
スマホを必要とする機会が少ないというのもあります 。

あと、ipod touchは愛用しています。 これはスグレモノですね。

電話ができませんが、月額使用料もかかりません。
それでもWi-Fiさえあればそれ以外はスマホと同じです。

まだカバー率はかなり低いですが、関西では関西電力配下のケイオプティコム
が月額¥350でWi-Fiスポットを展開しています。

eo光ユーザー限定ですが、これくらいの金額なら許せるので
このサービスを利用しています。
あまり使えませんけど・・・

前置きが長くなってしまいました。
早速製作手順をご紹介することにしましょう。

 

■材料の加工

小物なので薄い材料のほうが品良く仕上がります。

材料は6ミリのシナ合板を使用します。無垢材は反りやねじれが出ますので今回のように薄くて巾が広い場合は使用しないほうが無難です。

あと、合板を仕上げ材として使用する場合は、表面が美しいシナ合板を使用します。

クロスカットソーで材料を切り出します。

クロスカットソーが無い方は、レザーソーで手切りするしかないですね。1-2ミリ大きめに切ってカンナで整えると良いでしょう。

サンドペーパーに代わる3Mのスポンジ研磨材。

カット時にできたバリを落とします。

スポンジ研磨材は洗えばまた使えます。適度なグリップ感があって使い易いです。今回は該当しませんが特に曲面のサンディングに最適です。

”SUPERFINE”は#320から#600に相当します。

接着だけだと衝撃に弱いので接合部には釘を併用します。

以前に買った真鍮釘がありましたのでこれを使う事にしました。

使って分かったのですが、釘(真鍮)が柔らかいので打ち込むとすぐに曲がってしまいます。

手間が掛かりますが、ドリルで下穴をあけます。

1ミリの釘ですが1ミリのドリルでOKです。実際にはドリル径より少し小さい穴が明きます。

釘と接着剤を用いて接合しますが、6ミリの厚みだけで接合するだけでは強度不足。

9ミリの角材をあて木として用います。

 

接合の目安をケガいて予め釘を半分まで打ち込んでおきます。

テーブルの角などを利用して直角を正確に出して接合します。

組立て完了。

表面はこんな感じ。

こちらは裏面。

■塗装

私は組立て前に塗装する事が多いのですが、今回は工作が小さいので組立て後に塗装しました。

塗料はオスモカラー ウッドワックス/アンチックファー色を使用。塗装に関してはこちらに詳細があります。

オスモカラーをスポンジで直接刷り込んでウエスで拭き取ります。

使い捨ての手袋をして作業をします。

安価なものでOKですので使い捨ての手袋を準備しておくと何かと役立ちます。

■完成

 

壁への固定は上端に2箇所の穴をあけて行いました。

軽いものなので、釘は下地木まで届く必要はなく、短いものでOKです。

とりあえず、床に散乱する状態はなくなりました。

まだ、改良点があります。

ケーブル類が乱雑なので何とかしたいすね。

あと、ツルリンと滑って落ちる事があります。

トレー部分にラバーシートを貼って滑り止めをした方が良さそうです。

改良するのもまた楽しみのひとつです。

 

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