■トリマー テーブル


今まで使用していたトリマースタンドは、無いよりましですが、使い勝手の面ではイマイチでしたので自作トリマースタンドを作ることにしました。

■テーブルベース

テーブルはラワン材の骨組みに12ミリの合板を貼ってつくりました。

サイズは600x450。

※トリマービット部分の穴はこれでは小さすぎて、削りカスが排出されにくいです。後に拡大しました。

トリマーの取付け金具はトリマースタンドから移植しました。

トリマーをセットしました。
■フェンス

フェンスの材料は、18mm厚のパイン集成材。

穴加工は組み立て前に施しておきます。

組み立てにはビスケットを使用しました。

直角なアングルと、クランプを用いて直角に組み立てます。

接着剤が完全に乾くのを待って、クランプを外します。

フェンスが完成しました。

今は集塵機がないのですが、いずれは中央部に集塵ホースをつなごうと思っています。

■フェンスの固定金具

フェンスの固定金具を2種類試してみました。いずれもオフ・コーポレーションで購入しました。 オフ・コーポレーションでは治具の自作などに最適なノブやハンドルを販売されています。
ちなみにボルト径は1/4インチつまり6.35ミリなので国内で流通しているミリ系のボルトとの互換性はありません。

1)カムクランプ : 型番M1576 @¥630
2)バーハンドル : 型番M1530 @¥420
ボルトは1/4インチ寸切ボルトを適当な長さにカットしました。

カムクランプはワンタッチで固定できるのですが力の加減が難しい。

バーハンドルは単純に握って閉めるだけ。

予想に反して、ハンドルタイプのほうが使いやすかったのでハンドルタイプを採用しました。

フェンスの幅はベース幅より左右2センチづつ短くしました。理由は、加工台に取り付けるときの固定しろとして使う為です。

■フェザーボードの固定

フェザーボードもオフ・コーポレーションで購入。型番T2104 @¥1260

フェザーボードの固定はフォーポイントノブM:型番M1537 @¥294を使用

■ゲージの貼り付け

フェンスのアジャストを容易にするために、ゲージ(目盛り)を貼り付けます。

幅13ミリ深さ0.5ミリの溝加工をします。

切って貼れるメジャーテープ:型番T0410 @¥420を使用。幅13mm

■完成

これで完成です。

(トリマー取付け前の状態)

反対側から。
■作業台に取付け

日曜工作ランド式

万能作業台

ワンタッチで固定できるよう、6ミリのアルミ棒えお差し込んで固定するようにしました。

完成です。

使用例です。

システムバークランプを使用してフェザーボードを取り付けました。

■改良 更新2007.04.15

トリマーへの負荷が大きい加工をすると、トリマーの位置がずれてしまうことがあります。考えてみれば、取り付けが、「押さえ付けているだけ」なので頼りない状態です。
木の桟を打ち付けて、動かなくしました。

■集塵機の接続 更新2007.06.24

集塵機が完成しましたので接続の準備。

サイクロン集塵機の記事はこちら

テーブルベースの穴が小さすぎたので、51ミリに拡大。
※もともと小さすぎでて削りカスが排出されにくい状態でした。

トリマーテーブルのフェンスには、集塵機の接続を考えて、堰板を設けていました。

合板を利用して接続アダプターを作成しました。接続には30ミリのVPパイプを使用。

接続アダプターの裏側にはスポンジを貼り付け。
接続アダプターを取付けたところ。
集塵機をつくるまでは、トリマービット周囲に切削くずが溜まってしまうことがありましたが、集塵機により快適に作業できるようになりました。感覚的に90%以上が集塵できていると思います。

■トリマーテーブルの動画 更新2007.3

左の画像もしくはこちらをクリックしてください。

フットスイッチを使用して電源ONOFFしています。

wmv 1'29" 2.54MB

ボリュームは絞ってご覧ください。

■雑誌の紹介

木工 参考書 特集