食玩展示館

 サンダーバード

1965年にイギリスで製作され、1970年代にかけて日本で放映され、その後何度かリバ イバル放映されています。
国際救助隊(International Rescue)がスーパーレスキューメカで事故や災害 から人々を救助する姿を特撮で描いています。 CGを使わない特撮番組としては未だこの番組を超えるものはないでしょう。今から半世紀近くも前に作られたとは思えない斬新さです。
物語に登場するスーパーレスキューメカ達のデザインやリアリティは当時小学生だった管理人を大いに魅了しました。当時「サンダーバード秘密基地」のプラモデルを親におねだりしたけど結局買っ てもらえず悔しい思いをしたことを今でも覚えています。(当時¥4000程度と記憶。今の物価なら1万円超えかな?そう考えるとしかたないのですが・・) その後子供が生まれるとサンダーバードのビデオやフィギュアを子供の為と称して 調達した次第です。
物語の舞台は西暦2065年とされいますのであと50〜60年後ということになります。 このような時代が本当にくるかも知れませんね。管理人は間違いなくこの世から離 れていますけど・・
 サンダーバードPODビークル
発売元
コナミ
発売
Vol.1 2005年5月 発売開始
Vol.2 2005年5月 発売開始
定価

294円

種類

Vol.1 7種
Vol.2 7種

サンダーバードPODビークルは、ジオラマ形式になっている点で他のサンダーバードフィギュアと一線を画しています。また、ディテールもしっかりしていてクォリティの高さでも秀逸な作品です。vol.1は発売量が少なく、サンダーバード2号格納庫・ジェットモグラ・吸着ハンド車は今ではかなりのプレミアがついています。
サンダーバードPODビークルvol.1
サンダーバードPODビークルvol.2
1
サンダーバード2号格納庫
1
サンダーバード1号発射区画
2
ジェットモグラ
2
鉄の爪タンク
3
吸着ハンド車
3
ジェットブルドーザー
4
エレベーターカー
4
サンダーバード4号&ペネロープ号
5
作業トラック&電波通信車
5
磁力牽引車
6
レーザーカッタービークル&鉄の爪タンク
6
トンネル探査車&吸着ハンド車
7
ジェットエア・トランスポーター&ジェットブルドーザー
7
運送砲&ジェットモグラ
■サンダーバード アルティメイト・コレクション
 アルティメイト・コレクション Vol.1 発売2006年11月30日 定価 9,975円 オフィシャルサイト
 アルティメイト・コレクション Vol.2 発売2006年11月30日 定価 9,975円 オフィシャルサイト


サンダーバード放映40周年を記念してサンダーバード アルティメイト・コレクションが発売されました。サンダーバードPODビークルをそのまま包含し、さらに新しいフィギュアが各4種、計8種がラインナップされています。1セット9,975円(Vol.1と
Vol.2で19,950円)という法外な価格がコレクター泣かせとなりました。
 

サンダーバード アルティメイト・コレクションvol.1
サンダーバード アルティメイト・コレクションvol.2
サンダーバードPODビークルvol.1+下記
サンダーバードPODビークルvol.2+下記
1
TB2発進〜タキシング〜
1
TB2発進〜カタパルト〜
2
TB1〜ランディング〜
2
ゴング&磁力牽引車
3
ジェフ&スコット
3
アラン&ミンミン
4
ジョン&ゴードン
4
バージル&ブレインズ
 
■サンダーバード PODビークル ジオラマ 
ジェットモグラ(原名:The Mole)
POD3と5に搭載されていました。 管理人的には一番お気に入りのメカでした。カッコイー。

 
吸着ハンド車(The Domo)
3本の吸着ハンドで崩れそうな建物の壁を支えるシーン。
 
鉄の爪タンク
(The Drilling and Crushing Excavator)
岩盤を掘削するシーン。後ろから吐き出される土砂がリアル。

 

ジェットブルドーザー(The Firefly)
ジェットブルというからにはジェットエンジンなのか?火災現場で活躍しました。
 
ゴング(SIDE WINDER)
アメリカ陸軍の大型戦車。4本の足でジャングルなどを歩行する。ちょっとキショイ。

 

サンダーバード4号
おなじみの4号は原子力潜航艇。サンダーバード2号の4番コンテナポッから発進します。回収方法はナゾ。
 
ペネロープ号(FAB1)
レディ・ペネロープの6輪乗用車。(英名はFAB1)運転手はパーカー。前輪が4輪という発想は後にF1のティレルP34として現実のものとなりました。スバラシイ!

■サンダーバード2号

 
 
サンダーバード2号は6つのポッドコンテナを用いて救助に必要な装備を輸送します。このコンテナから繰り出されるレスキューメカには大いに魅了させられました。やはりサンダーバードの中では1番人気のメカですよね。

 機体の特徴は前進翼とリフティングボディ。前進翼とは翼端が前方に出ている翼型のことで、翼端失速が起こりにくく安定性が高いというのが理論ですが実用化は難しく、実際に前進翼を採用した機体は数少ないようです。次にリフティングボディ(機体自体が揚力を生み出すかたち)。こちらも理論上は「アリ」ですが超音速でこの形から発生する抗力を考えると莫大な推力を必要とするでしょう。まあ、原子力推進とのことで何でもアリですけどね。実際にこの形のラジコン飛行機の飛行ビデオを見たことがありますが、十分な推力さえあれば安定して飛行すると感じました。(マジな評論になってしまいました)
 

サンダーバード2号格納庫

運送砲&ジェットモグラ

磁力牽引車

エレベーターカー

レーザーカッタービーグル&鉄の爪タンク

ジェットエア・トランスポーター&ジェットブルドーザー

作業トラック&電波送信車

トンネル探索車&吸着ハンド車

TB2発進〜タキシング〜

TB2発進〜カタパルト〜

サンダーバード2号の発進シーンはいつもワクワクさせられます。このフィギュアではそのシーンが再現されています。
年甲斐もなくこのギミックで楽しんでしまいました。gifアニメに編集してみましたのでご覧ください。

■サンダーバード1号

 サンダーバード1号はプールの下からロケットのように垂直に発進します。マッハ20という速度で地球上のあらゆる場所に60分以内に駆けつけることができます。(マッハ20って時速2万kmデス。)
 この機体の特徴は可変後退翼とVTOL(垂直離着陸)機能。可変後退翼は後にトップガンでおなじみのF-14などに搭載されました。それからVTOL(垂直離着陸)は飛行機としては理想の技術ですね。というか、レスキュー機が滑走路を用いて離着陸していてはドラマになりませんからね。

サンダーバード1号 着陸シーン
■登場人物
サンダーバードに登場する独特のキャラクターは強烈に脳裏に焼きついています。サンダーバードアルティメットコレクションではそうしたヒーローたちがフィギュアとしてラインナップに加えられました。元々操り人形なので、フィギュアにしても全く違和感がないですね。総司令のジェフ・トレーシーは2009年生まれということでいよいよ40年前に空想で描かれた時代が到来することになります。
ブレインズ&バージル(三男)

ジェフ&スコット(長男)

アラン(五男)&ミンミン

ジョン(次男)&ゴードン(四男)

ファミリー勢揃い (全員集めてみました。意外と?楽しそうなシーンができました)

<おまけ>

キャラクターフィギュアに添付されているサンダーバード機ミニフィギュア。小さくても精巧にできています。

ちなみに3号はここで初めてお目見えしました。