■学習机 その1



娘が小学校にあがるので、市販の学習机を購入しようと思っていたのですが、思い切って作ることにしました。

だけど思い立ったのが1月末。入学までにと頑張ったのですが、ちょうど会社の仕事が忙しい時期と
重なったこともあって、入学までに全てを完成することは出来ませんでした。

なんとか本体だけは完成しました。すべりこみセーフ!(アウトといううわさも・・)
[完成日2003年4月6日]
 

■完成品


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<寸法>
幅:1100ミリ
奥行き: 700ミリ
高さ:725ミリ

塗装は、オスモカラー ウッドワックス パイン色を使用しました。

椅子は既製品を購入: ¥18,900也
 


■脚

脚の材質は「ホワイトウッド」と呼ばれる材料で、105ミリ×30ミリの材料が比較的安価に流通しています。

貫はパイン材として25ミリ厚で販売されている材料です。

脚(縦材)の厚みは30ミリ、貫(横材)の厚みは25ミリの材料を選定しました。脚の組立てはビスケットで行います。

縦と横で厚みを変えているのは「面うち」に納める為です。

脚には1ミリ程度の糸面取りを行っていますので横材の取り合う面の厚みは28ミリ位です。

さらに2〜3ミリの余裕をとりますので横材は25ミリとしています。

■天板

 

天板は30ミリ厚の「メルクシパイン集成材」を使用しました。(ロイヤルホームセンターで購入)

端部はジグソーで丸く落としたあと、かんなとサンドペーパーで丸面取りを行います。

1x4材で「幕板」を作り、天板の裏にビスで取り付けて天板ユニットを作ります。

天板の裏側は塗料をけちって、塗装していませんが、本来は、反り・ねじれ防止の為に塗装したほうがいいです。

■接合部

机は、分解できるようにしておかないと、部屋のドアから出し入れできないことが判明しましたので、ビスと鬼目ナットで細工をしました。

ビスは「コネクタービス」としてホームセンターでも販売されています。サイズは6ミリです。

鬼目ナットは、φ10の穴をあけたあと、六角レンチでねじ込みます。

写真に赤い点で印をした部分が接続部分です。

縦の2個は脚どうしを接続する穴、上の2個は脚と天板ユニットを接続する穴です。

コネクタービスで結合します。

■引き出し

引き出しは桐材を使用しました。

ピンボケです。

引き出しの下の部分は手掛かりになるようにトリマーで削りました。

■組立て

まず、脚を組み立てます。

組み立てた脚に、天板部分をのせて、ビスで接合て引き出しを入れれば完成



 

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